2021.05.15 ブログ ある朝の詩 空はどうして青いのだろう。 雲はどうして白いのだろう。 窓を開けると、新緑の眩しい稜線にぽっかりと白い綿のような雲があった。 その上に青い空が広がる。 この何気ない風景を、しばしぼんやりと見惚れる。 青と白と緑。 混ざることもなく、融けることもなく、それぞれが見事にその存在を表している。 それでいて、空の青と雲の白と山の緑は互いに響きあう。 なだらかな稜線が微笑む。 どこかから音楽が聴こえる。 この平凡な自然の美しさを讃えるように。