ABOUT

私の人生にとっての
「音楽」

音楽から見えるのもの、それは偉大な楽聖たちの人生だと私は思っています。
彼らが作った楽曲を演奏することで、私は彼らの人生を追体験できるのです。

ピアニストとしてデビューしてから45年。
困難も挫折も多く経験してきました。
何十年にも及ぶ腱鞘炎との闘いに、ピアノの演奏を諦めかけたこともありました。
しかし、ここまで音楽をずっと愛し続けることができたのは、音楽には全てにつながる美と真実があるからです。
演奏家、聴衆の方々、そして楽聖の人生。
「音楽」は、これらすべてを美と真実でつなげてくれます。

黒瀬 紀久子について

ピアニスト【黒瀬 紀久子】の経歴をご紹介いたします。

  • 01

    コンサートを主宰

    すばらしい文化・芸術に出会える場所を提供したいという想いから、毎月第3木曜日に「クラシックファンのためのコンサート」を開催しています。皆様の心が豊かになり、素晴らしい文化を身近で味わえるよう料金は無料。ピアノリサイタル、ヴァイオリンリサイタル、デュオリサイタルなどさまざまなプログラムをご用意しております。コンセプトは、「クラシックファンがさらに音楽を好きになり、新たなクラシックファンも増えるようなコンサート」。関西第一線で活躍するアーティストが奏でる音が、少しでも皆様の生命の糧になればと思っております。

  • 02

    名誉市民にも認定

    かつて、イタリアのサンタ・チェチリア音楽院アカデミア・マスターコースで、リア・デ・バルベリース女史、カルロ・ゼッキ氏に師事。「エンナ国際コンクール」や「ベッリーニ国際コンクール」などで数々の賞をとり、確かな実績を積んでまいりました。現在もソロ演奏・室内楽・伴奏といったあらゆる分野で活動をしております。これまでイタリアで行ってきた音楽文化への貢献が評価され、イタリアのアメリア市より名誉市民に認定されました。現在は大阪芸術大学で、後進の指導にもあたっています。

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  • 03

    アレクサンダーテクニックとの出会い

    ピアノの演奏で手を酷使したことにより、何十年もの間、腱鞘炎に悩まされていました。そんなときに、「アレクサンダーテクニック」と出会いました。「アレクサンダーテクニック」とは、身体の理想的な使い方により自らの力を最大限に引き出すテクニックのこと。このテクニックに出会い、ATC京都で研鑽を積み、私の腱鞘炎は驚くほど奇跡的な回復を見せました。一時は、ピアノの演奏自体を諦めかけていましたが、今では以前よりも集中力・持続力が増しました。ピアノの音色も変わり、音楽に対する見方も大きく変化しました。
    《JSTAT, 認定講師

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  • 04

    聴衆の方々とのつながり

    素晴らしい演奏は、決して音楽家本人の力だけではありません。聴衆の方がいるからこそ、素晴らしいものを作りあげることができると考えています。いつからか、聴衆の方々から枯渇しかけていた勇気をもらうようになりました。音楽を純粋に楽しみ、感動し、想い焦がれる聴衆の方々は、音楽の原点に返るための不思議な力・優しさ・魅力を教えてくれます。